わき毛の処理で皮膚トラブルを起こし制汗剤が使えない

ワキガ体験談
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私(40歳・女・事務職)が、自分のわきがを意識したのは中学生の頃のことです。

母に「耳垢がしめっている人がにおうのはわきが。少しにおうから気をつけなさい。」そう言われて自分のわきのにおいが「わきが」というものだと知りました。そして、わきがとの戦いがはじまりました。

ワキガには制汗スプレーで

中学生の頃は毎日、制汗スプレーを使っていました。朝やお風呂あがり、そして体育の授業のあとや放課後などに使用しました。夏が近づくと汗のにおいを気にしてほとんどの女子が制汗スプレーを使いだすので、なんの違和感もありません。気になるときにいつでもシューッと使っていました。

しかし、困ったことに寒くなるにつれ制汗スプレーを使う人は誰もいなくなってしまいました。寒くてもわきは汗をかきます。ときおり、厚着をした服のなかにこもるにおいを感じて誰かに気づかれやしないかとどきどきしていました。

わきがの強烈なにおいを抑え、なおかつより長時間の効果を保つ制汗剤を探してたどりついたのが、直接ぬるタイプリキッドのものでした。スプレータイプよりも効果があったため、汗の多い夏でも外でスプレーを使いづらい冬でも家ではぬるタイプを愛用していました。

制汗剤でかぶれてしまい、ワキガ対策が困難に

しかし高校生になるとスプレーもリキッドも使うことが困難な事態がやってきます。

それはわき毛処理に伴うトラブルでした。処理後に制汗剤をつかったらかぶれてしまいました。また処理に失敗して切り傷などができると、ひりひり痛んだりかゆくなったりします。

でもわきがですから制汗剤をつかわないわけにもいかず、症状はなかなかよくなりません。制汗剤を思うように使えなくなる事態がたびたびおこりもどかしい悩みが続きました。

永久脱毛で皮膚トラブルは回避できたけど、腋臭のニオイは

大人になったいま、ベストだと思っている対策は、朝出かける前にわきを洗いリキッドタイプの制汗剤をぬること。そしてふき取りタイプの制汗シートと小さな制汗スプレーを持ち歩き、気になったときにいつでも使えるようにしておくことです。心おきなく制汗剤を使えるように永久脱毛もしました。

以上のような対策をしていても、悩みは完全には解消しません。

今でも、様々な状況でわきがに悩まされています。わきが汗ばんでいることを自覚しながら、人の前に手を伸ばしたり、つり革をつかんだりするのは勇気がいります。夏以外の季節も油断できません。寒い冬でも暖房のきいた部屋や車内は危険ですし、温度調節の難しい春や秋も油断しがちで危なかったりします。

日々わきがに悩まされながらもどうにかこうにか誤魔化しながら暮らしています。わきがを完全に治療する薬が開発される日は来るのでしょうか。

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